調香師の香水手帖 ”White Gardenia”
夏前の朝に咲く白いガーデニアは、甘くてベージュを想わせる香りがする。
白い花が夏に似合うのはなぜだろう。
白、ベージュ、茶色、甘い、オレンジ、レモン、青・・・
暑いときにつけて嗅いで元気になる白い花は、自然がくれた贈り物。
2003年にガーデニアを仕込んだ。
14年間熟成されていたのがあったのが濃くなりすぎて、、昨年の夏に調整した。
納得できるまで時間がかかった。
今作は、シャネルが作っていたガーデニアと比べて評価をしてもらいたいと想って、天国に送った。
私のは100%ピュアで、天然香料のみで作っている。
14年経って作りたくなったのは自分でわからないけど、本物の花と同じ香調である。
ジャスミン、ジャスミンサンバック、ネロリ、オレンジウォーターアブソリュート、ナルシス、オスマンタス、
サンダルウッド、ブルボン産バニラ、ライラックCO2、ローズCO2など。
高価な花の香料は違うね。
本物の自然な香りがして、生きている。
。。。脳に響いて届く。
これからは脳が喜んでくれる香り、自然な香りが贅沢だね。
癖になるけど、美味しいのと同じで幸せになるね。
ガーデニアの白い花を脳に届けてください。
まこと虫
P.S.
販売情報は追ってご案内いたします。
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